村田真のXMLブログ

日本人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。

SC34の新メンバが与える害

SC34のメンバは急増している。これらの新メンバは、OOXMLとまったく関係のない
投票案件に対して興味をもっていないようだ。

ISO/IEC JTC1の規定では、50%以上の投票率が得られなければ、投票は
失敗するという規定がある。実際に、ある投票が、この50%ルールのために
失敗している。このままだとOOXML以外のSC34の仕事はまったくストップ
してしまうのだ。

追記(2007 10/8): その後も、50%を達成できないことによる投票失敗は
続いている。失敗したのは、RELAX NGとNVDLの正誤表の投票であり、
私としては実害を被っている。SC34及びJTC1として対策をとるべきこと
を強く主張していく。

投稿者: 村田 真 / 日時: 2007.09.10

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コメント (投稿数:1)

★ 匿名:

この項目には直接無関係ですが(もうわかっているかもしれない)

ISO/IEC JTC 1/SC 34 N0916

> Page 20, the second last paragraph in Clause 8.2

> Replace the second last paragraph ("elemTrans ...") in 8.2 with the paragraph as below:

> elemTrans(mode, uri, a) holds when for some namespace or anyNamespace element nsOrAny in mode, a is a child action of [[osOrAny]], and matchElemSec(nsOrAny, uri)

osOrAnyってnsOrAnyの誤記では。
ここに書くことではないのはわかっています。ごめんなさい。

投稿者: 匿名 | 2007年10月15日 21:20

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