XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)合格体験記

◆Vol.001◆幅広い知識と実践力が身に付く資格

日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業
XMLイノベーション・センター
中林 紀彦氏

2007年12月よりスタートした、XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)試験の初合格者の中林氏にお話を伺いました。

<取得資格>
XMLマスター:プロフェッショナル(データベース) / DB2 エキスパート


「XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)試験」を受験された目的を教えてください。

XMLデータベースは以前から業務でも使用していましたが、知識やスキルが実務中心でリレーショナル・データベースをベースにしたものでしたが、もっとXMLデータベース、特にXMLに関する幅広い技術を体系立てて学びたいと思い受験を決めました。

「XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)試験」の試験内容についてのご感想をお聞かせください。

試験問題は30問で時間が90分なのでもう少し時間が余るかと思っていましたが、かなりギリギリでした。XQueryに関する問題を解くのに思ったより時間が必要なので、難解なものは後回しにして解ける問題から取り組んだ方が良いと思います。また、XML Schemaに関する問題が多くて驚きました、感覚的にはXQueryに関する問題と同程度あったように思います。

「XMLマスター:プロフェッショナル(データベース)試験」受験にあたっての勉強方法を教えてください。

ベースとなる試験対策本を1冊決めて、それを中心に学習しました。もちろん、XMLの基本的なところも必要となるのでXMLのリファレンス的な参考書も用意して、必要に応じて参考にしました。また、少し深い知識を要求されるのでW3Cのドキュメントにも一通り目を通しておきました。しかし一番身になったのは、実際に手を動かして体感する事です。普段使用しているノートPCにXMLを扱えるデータベース(DB2 Express-C)とXQueryやXMLSchemaなどを実行するための開発環境(IBM Data Studio)をセットアップしてXQueryやXML Schemaを実際に最初から組み立ててエラーなどにも遭遇しながら身に着けました。

これからの受験される方々に対してのアドバイスをお願いいたします。

合格する事はもちろんですが、この試験の学習を通して非常に幅広い知識と実践力が身に付きますので、試験のための暗記ではなく、実際にさわりながら体系立てて学習される事をお勧めします。中にはかなり深い知識を要求される問題もあるので、特にXQueryに関してはW3Cのドキュメントにも必ず目を通しておいた方が良いでしょう。また、PCのモニターでXML文書やXQueryをみて、ある程度頭の中で実行結果をシミュレーションする事も要求されますので慣れておいた方が良いでしょう。XMLデータベースの需要は今後もますます多くなっていくと思いますので、これを読まれている皆さんも、今のうちに実践スキルを付けてXMLデータベースの世界に来てください。

XMLマスター:プロフェッショナル
(データベース)
合格記念盾

(注)この盾はXMLマスター:プロフェッショナル(データベース)試験」初期合格者3名に贈呈される記念盾です。
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ありがとうございました。

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