プレスリリース

報道関係各位
 
平成14年5月22日
XML技術者育成推進委員会 事務局

『XMLマスター』の取得者、開始後7ヶ月強で1,000名を突破

官公庁XMLプロジェクトやBtoBシステム案件の増加により不足する、XML技術者の育成を促進開


 XML技術者育成推進委員会(事務局:東京都品川区、会長:斎藤信男慶應義塾大学常任理事 兼 W3C Associate Chairperson以下「委員会」)は、2001年10月1日から開始したXML技術者認定制度『XMLマスター』の取得者が、2002年5月15日時点で1,000名を超えたことを発表しました。

 『XMLマスター』の取得者数が1,000名を突破したことは、数多いIT系技術者認定制度の中でも極めて早期の達成であり、XML技術に対するニーズの増大を示しています。『XMLマスター』取得者拡大の背景には、「e-Japan構想」に代表される官公庁XMLプロジェクトやBtoB(企業間電子商取引)システム案件、Webサービス案件の増加があげられます。

 さらに、インフォテリア認定教育センター(ICEC:14社20拠点 http://www.infoteria.com/jp/training/)に次いで、日本電気株式会社、富士通株式会社、富士通オフィス機器株式会社、株式会社富士通ラーニングメディア、グローバルナレッジネットワーク株式会社の各社が『XMLマスター』認定コースを相次いで開始し、トレーニング・コースが充実してきたことも『XMLマスター』取得者急増の大きな一因といえます。

 『XMLマスター』は、XMLの標準的技術レベルを認定する、ベンダーに依存しないXML技術者認定制度で、官公庁におけるプロジェクトやBtoB市場等で利用を期待されるXMLの拡大に備えてXML技術者の育成を推進します。委員会では、「e-Japan構想」やBtoBを支える優秀な技術者がまだまだ不足していると認識しており、さらに教育体制を強化していくことにより、XML技術者の育成を促進します。

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●XMLマスターについて

『XMLマスター』は、XMLのスキルを持った技術者の幅広い育成を目標に発足された認定制度です。現場で役に立つXML技術者の育成のための適切な試験範囲と問題内容の審査を行う諮問機関としてXML技術者育成推進委員会が存在します。『XMLマスター』の称号により、XML技術力に対する確かな指標を提供し、現在各分野で深刻化している幅広い知識を持ったXML技術者の不足という問題の解決を促進します。
詳細はこちら:http://www.xmlmaster.org/

●XML技術者育成推進委員会について

XML技術者育成推進委員会は、以下の企業および団体によって構成されます。

  • XMLコンソーシアム
    (会長:鶴保征城NTTソフトウェア株式会社代表取締役社長、会員企業:233社)
  • 外資系情報産業研究会(略称:FIIF)
    (会長:渡辺邦昭、会員企業:32社)
  • インフォテリア株式会社
    (本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎)
  • NECソフト株式会社
    (本社:東京都江東区、代表取締役社長:関隆明)
  • 株式会社大塚商会
    (本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚裕司)
  • キヤノンソフトウェア株式会社
    (本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田明)
  • グローバルナレッジネットワーク株式会社
    (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:尾藤伸一)
  • シーアイエス株式会社
    (東京都港区、代表取締役社長:戸高修)
  • 株式会社日立システムアンドサービス
    (本社:東京都大田区、社長:名内泰藏)
  • 株式会社PFU
    (東京本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:片野英司)
  • 日本電気株式会社
    (本社:東京都港区、代表取締役社長:西垣 浩司)
  • 富士通株式会社
    (本社:東京都千代田区、社長:秋草直之)

■お問合せ先

◆XML技術者育成推進委員会事務局(インフォテリア内)
office@xmlmaster.org (電子メール)
http://www.xmlmaster.org/ (ウェブサイト)
大橋 (広報担当)

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