村田真のXMLブログ

日本人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。

2009年10月 アーカイブ

SC34専門委員会ad-hoc会議

以前、Microsoft Office 2010におけるOOXMLの拡張について書いた。日本としての意見を決める
ための参考に、SC34専門委員会ad-hoc会議を11/16日午後2時に機械振興会館(東京タワー
のそば)で開催する。この会議には、誰でも参加できる。

日本として考えられるポジションはいくつかある。

  1. Microsoft Office 2010拡張をOOXMLの一部として標準化しようとnew work item proposalを出す。
  2. New work item proposalは出さず、他国から出てきたら反対する。
  3. Microsoft Office 2010拡張を含むあらゆる拡張を、Part 3では許されているのに
    もかかわらず、禁止するという適合性クラスを導入する。

1と2は背反するが、3は独立である。つまり、1と3の両方を主張することはまったく
変ではない。

このほかにも、このad-hocで意見を聞きたいことはある。

  1. 日本語組版処理の要件 (W3C Japanese Text Layout) に基づく拡張を日本として提案し、貢献していくかどうか
  2. BRMで決まった適合性クラスstrictを推進するかどうか。過去の互換性のための機能を許す
    適合性クラスtransitionalをどう扱うか(凍結・廃止するか、それとも今後も拡張するかどうか)。
  3. 追記: 参加するためには、事前の登録が必要である。登録方法については案内を参照。

    投稿者: 村田 真 日時: 2009.10.19 | | コメント (2) | トラックバック (0)

盲亀浮木

日本ソフトウェア科学会の「コンピュータ ソフトウェア」にコラムを書いた。
ご笑覧あれ。

投稿者: 村田 真 日時: 2009.10.26 | | コメント (0) | トラックバック (0)

新政権に期待すること

私のブログにこんな記事が出るのは意外かもしれない。しかし、私は総務省
の国地方連携にかかわったことがある(以前の記事を参照)ので、関心がある。

国に求められて地方が提出している報告は、おそらく1000を超えるだろう。
しかもいろいろな無駄がある。うろ覚えで書くが、お金に関することを総ざらい
する報告書をなんども別のところに提出する無駄(地方財形状況調査と地方
交付税算定のための調査など)などがある。地方は、国のお金が欲しいから、
大量の報告でも必死になって出すしかないのだ。

韓国の人に、この件では酷評されたことがある。地方のコンピュータと
国のコンピュータが繋がっていれば、大量の報告など要りはしない。
韓国ではそうなっているという。

政権交代は、しがらみを一気に帳消しにするチャンスである。地方が
国に提出しないといけない報告の量を一挙に1/10以下に減らしてしまえば
いいと思う。官公庁には増やすことはできても、減らすこと、統合すること
などできはしない。政治家にしかできないのだと思う。

投稿者: 村田 真 日時: 2009.10.31 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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